2017年04月10日

市販のミネラルウォーターも健康に値するかは定かではない

「水の質」ということをどんな要素で判断するでしょうか。味でしょうか。それでは曖昧すぎるかもしれません。水は、冷やせば美味しく感じます。
かなり質の悪い水であっても、冷たく冷えていれば、またノドが渇いていれば、誰だって美味しく感じてしまうのが普通です。

私たちにも経験があるのですが、少しばかり山道を歩いたりして出会った冷たい湧き水などの美味しさに感動して、それを持ち帰ってみたところ、ぬるくなってみたら普通の水道水よりもまずかったということも珍しくありません。

そんな当てにならない曖昧な判断基準ではない「科学的」な判断基準は、とうの昔から定められていました。代表的なところをいえば、水に含まれている、カルシウムイオンやカリウムイオンなどのミネラル成分の含有量で、水の質を判定するという基準です。

もちろんそれ以前に、不純物や細菌類や毒性物質などが含まれていないという前提があっての基準です。しかし、この「ものさし」によって適量のミネラル成分が含まれていると判定される水であっても、美味しさという側面からみると必ずしも当たらない例が数多くありました。

そればかりでなくミネラル成分の含有量は適量であるにもかかわらず、その水分が必ずしも健康に寄与しないと思われる例さえ少なくなかったのです。

いわゆるミネラルウォーター類が、他の多くの水に比べて安全ではあるけども、必ずしもよい水ではない、健康に積極的に寄与する水ではない場合も多いという理由は、この辺りにもあったのです。

つまり、旧来の、主にミネラル成分に注目した「ものさし」は、科学的にみて十分ではなかったということになります。

たしかに「水とは単なるH2Oの集まりだ」とみるなら、水の善し悪しを決定するのは水に含まれている(溶けこんでいる) 物質の種類と量ということになるでしょう。そこに着目したのが旧来の「ものさし」であり、有害物質や不純物が除去されていて化学的にきれいな水であれば「よい水」だとする先入観でした。

しかし私たちはまったく違う視点から発想しています。私たちにいわせれば「水とは単なるH2Oの集合ではない」のです。

水のH2Oの集合のしかたにはそれぞれに差があり、集合のあり様こそが水の状態を決定する最大の条件だったのです。
こうした視点に立つと、これまでは曖昧に見過ごされてきた水にかかわるさまざまなことが、とても明瞭に説明できるようになってきました。

たとえば世界の各地には、他の地域に比べてとても長生きな人々の多い「長寿村」などと呼ばれる地域があります。
こうした地域で暮らす人々がどうして長生きなのかという理由は、主として、気候・食物・生活様式・水の質といった側面から検討されてきました。

しかし、どう検討したところで、これといった共通の理由が定められないというジレンマがあったのです。中でも「水の質」というのが難題の1つでした。旧来の「ものさし」であるミネラル成分の含有量では、どうしても納得のできる説明ができなかったからです。

しかし、分子レベルでの水の状態、つまりH2O同士が互いにどのような関係になっているかに注目したとたんに、各地の長寿村の水には共通点があることがみえてきました。

この「水分子集団の小ささ」は、水の質を決める他の要素であるミネラル成分の含有率、pH(酸・アルカリ度)、酸化還元電位( 細胞組織の老化や病気の温床である酸化を抑制する力)などとも密接に関係していたのです。

こうした研究成果を総合した上で、新しい、より科学的な「水の質を測るものさし」を提唱しなければいけません。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~syotenti/dir/kassensui/index.html
posted by kassensui at 14:04 | Comment(0) | 日記
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